政府は利上げに難色?ドル円156円突破の真相とトランプ大統領「一般教書演説」徹底解説

 


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皆さん、こんにちは!

現在、ドル円は156円前後で推移しています。

昨夜から今朝にかけて、ドル円は1円以上も跳ね上がりました。

その最大の原因は、高市早苗首相が日銀の利上げに対して「難色」を示したという衝撃的なニュースです。

「せっかく152円台まで円高が進んだのに、なぜまた円安なの?」

「トランプ大統領の一般教書演説で何が変わる?」

「今夜のトレードで注意すべき点は?」

こうした疑問を抱えているFX初心者の方のために、今まさに起きている「政治による円売り」の舞台裏から、本日11時(日本時間)に控えるトランプ大統領の一般教書演説の注目点まで、どこよりも分かりやすく丁寧に解説します!


1. ドル円は「156円台」へ再浮上:レンジを上抜けた「政治の力」

まず、足元のドル円相場の状況を整理しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は一時 156.28円 まで上昇。

  • 値動きの背景

    先週まではアメリカのインフレ鈍化を受けて152円〜153円台で落ち着いていましたが、昨日(24日)から円売りが加速。
    心理的節目だった155円をあっさりと突破し、156円台に乗せてきました。

初心者の方は、「経済データよりも、日本の首相の一言が相場を動かした」という点を意識してください。

テクニカル的には155円の壁を上抜けたことで、市場の目線は再び158円〜160円へと向かいつつあります。


2. 衝撃:高市首相が利上げに「難色」? 揺れる日銀の独立性

昨日、マーケットに激震を走らせたのは毎日新聞の報道でした。

🚨 2月16日の「密室会談」の裏側

2月16日に行われた高市首相と日銀・植田総裁の会談。

当時、植田総裁は「具体的な要望はなかった」と述べていましたが、実は高市首相が追加利上げに対して否定的な考え(難色)を伝えていたと報じられたのです。

💡 市場参加者はどう見たか?

「高市首相は選挙に勝った後、市場に配慮して利上げを認める(大人しくなる)と思っていたが、実は本気で金利を上げさせないつもりだ!」という驚きが広がりました。

  • 円売りのロジック

    首相が利上げを止める = 日本の金利が上がらない = ドルとの金利差が縮まらない = 「じゃあ円を売ってドルを買おう!」

  • リトマス紙としての人事

    本日25日には、日銀の新しい審議委員2名の指名案が国会に提示されます。
    ここで高市首相が「超緩和派(リフレ派)」を指名すれば、さらなる猛烈な円安(158円超え)が進むリスクがあります。


3. 米国の強さは本物? 消費者信頼感指数が「ドル買い」を後押し

ドル高(円安)の要因は日本だけではありません。

昨夜発表されたアメリカの経済指標も、ドルの背中を強く押しました。

📊 2月 CB消費者信頼感指数の結果

項目 今回の結果 市場予想 前回(1月)
総合指数 91.2 (強) 87.1 89.0 (上方修正)

初心者のための用語解説:消費者信頼感指数(CB)

アメリカの消費者が「今の景気や雇用はどう?」と感じているかをアンケート化したもの。 

数値が高いほど、消費が活発になり、インフレが収まりにくい(=金利が下がらない)と判断されます。

なぜこれが「ドル買い」に繋がったのか?

  1. 景気見通しの改善:今後6カ月の期待指数が大幅に上昇しました。
    アメリカ人は「これからもっと良くなる」と信じています。

  2. 利下げ期待のさらなる後退:景気がこれだけ明るいなら、FRB(連邦準備制度理事会)が急いで金利を下げる必要はありません。

  3. プロの視点: 「アメリカ経済は底堅い。他国が苦戦する中で独り勝ちが続く」という確信が、ドルの安定した上昇を支えています。


4. 本日の最注目イベント:トランプ大統領「一般教書演説」

本日2月25日午前11時(日本時間)から、トランプ大統領が一般教書演説を行います。

全米がゴールデンタイムに注目する、年に一度のビッグイベントです。

🔍 トランプ氏は何を語るのか? 市場の3つの注目点

  1. 関税政策への執念

    先日の最高裁での違憲判決(トランプ関税無効)に対し、改めて「世界一律10〜15%関税」を強力に推し進める姿勢を見せるはずです。
    司法への批判が出るかどうかもボラティリティ要因です。

  2. 物価高と経済成長

    トランプ氏は「成長率15%」という野心的な目標を掲げています。
    そのための「大幅利下げ要求」が演説に含まれれば、一時的なドル安・円高を招く可能性があります。

  3. イラン情勢への警告

    「合意できなければ非常に悪い日になる」といった強い言葉が飛び出せば、一気にリスクオフの円買いが強まり、ドル円は155円台へと急落するかもしれません。

市場の空気感:

「話すことが多すぎて長い演説になる」とトランプ氏は語っています。
演説中の1時間〜2時間は、彼の言葉一つ一つにAIやアルゴリズムが反応し、レートが激しく乱高下する「お祭り騒ぎ」になることが予想されます。


5. 英中銀(BOE)の動向:ベイリー総裁の「緩和余地」発言

欧州に目を向けると、イギリスでも変化が起きています。

🇬🇧 ベイリー総裁の年次報告

イングランド銀行のベイリー総裁は、「インフレが目標(2%)に戻る軌道にあるため、金融政策をいくらか緩和(利下げ)する余地がある」と語りました。

  • ポンドへの影響

    これまで高金利で買われていたポンドですが、利下げが現実味を帯びてきたことでポンド売りが進みました。
    これが相対的に「ドルの強さ」を際立たせる結果となっています。


💡 まとめ:本日のトレード戦略・3箇条

  1. 「11時からの演説」はノーポジションで待機

    トランプ氏の演説中は、予想外の暴言や発表でレートが数円飛ぶことがあります。
    初心者は無理に取引せず、演説が終わって方向性が固まってから(例えば157円を目指すのか、154円に戻るのか)動くのが正解です。

  2. 「日銀人事」のヘッドラインを逃すな

    午後から夕方にかけて、日銀の新委員候補の名前が出ます。
    「リフレ派(金利を上げたくない人)」ならドル円はさらに上昇、そうでなければ「高市ショック」の巻き戻しで下落します。

  3. 156.00円が「新たなサポート」になるか

    昨夜上抜けた156.00円付近で価格が止まり、反発するようなら、円安トレンドは非常に強いと判断できます。


最後に

2026年2月。私たちは「政治が中央銀行を支配しようとする時代」に生きています。

高市首相による日銀への「難色」と、トランプ大統領による最高裁への「宣戦布告」

これまでの経済理論が通用しにくい時だからこそ、「権力者が何を言ったか」という一次情報を大切にしていきましょう。

本日11時からの「トランプ・ショー」を、冷静に見届けましょう!







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