本日米CPIの市場予想と元財務官が語る「円の真の強さ」徹底解説


 

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皆さん、こんにちは!

2026年2月13日、為替市場は一週間続いた「円高ラッシュ」の総仕上げとも言える金曜日を迎えました。

現在、ドル円は152円台後半から153円付近で推移しています。

先週の衆院選直後に157円台まで円安が進んでいたのが嘘のように、わずか数日で5円近い劇的な「円高・ドル安」が進行しました。

そして今夜、世界が注目する経済指標「米消費者物価指数(CPI)」が発表されます。

「なぜ自民党が勝ったのに円高なの?」

「元財務官が言う『円はもっと強い』の意味は?」

「今夜のCPIでドル円はどう動く?」

こうした疑問を抱えているFX初心者の方のために、今週の相場の振り返りから、プロが注目するCPIの予想シナリオ、そして日本円の未来像までをどこよりも分かりやすく徹底解説します!


1. ドル円は「152円台後半〜153円付近」:急落の現在地をチェック

まずは、足元のドル円相場の状況を整理しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は一時 152.56円 まで下落し、現在は 152円台後半から153.00円の節目 付近でもみ合っています。

  • 値動きの背景

    先週末の衆院選で「高市自民党」が歴史的な大勝を収めた直後、市場は一旦「円安(高市トレード)」に振れました。
    しかし、そこがピークとなり、今週は一転して猛烈な円の買い戻しが続いています。

テクニカル的には、長らくサポートとなっていた「152円台」という大きな壁に近づいており、ここを守りきれるか、それとも150円を目指してさらに沈むかの瀬戸際に立っています。


2. なぜ今週「強い円買い」が起きたのか? 3つの主要因

「選挙に勝った=政治が安定=円安」という事前の予想を裏切り、なぜこれほど円が買われているのでしょうか。市場参加者たちの見方を紐解きます。

① 「噂で買って事実で売る」の典型例

投資家は選挙前から「自民が勝てば円安になる」と予想して、あらかじめ円を売っていました。

実際に大勝という結果が出たことで、「もうこれ以上円安になる材料がない」と判断し、利益を確定するために一斉に円を買い戻した(円ショートの解消)のです。

② 日銀の早期利上げ観測の再燃

本日、日銀のタカ派筆頭とされる田村直樹審議委員が講演を行います。

  • 市場の織り込み: 4月の利上げ確率は現在約80%に達しています。
    日本の金利が上がるという期待が、円を強力に支えています。

③ 米国株安による「リスクオフ」

昨夜、アメリカのハイテク株(AI関連など)が大幅に下落しました。

  • 反応: 「株が危ない時は安全な円を買おう」という世界的なリスク回避の円買いが発生し、ドル円を押し下げました。


3. 山崎元財務官が語る「円はもっと強くなる」 驚きの根拠

為替のプロ中のプロ、元財務官の山崎達雄氏がインタビューで、現在の円安は「行き過ぎ」であり、円にはもっと強くなるポテンシャルがあると語りました。

💡 山崎氏の主張:高市政権への「誤解」が解ける時

これまで海外投資家は、高市首相の政策を「際限なくお金をバラ撒く、無責任な財政」だと勘違いして円を売っていました。しかし、事実は違います。

  • 責任ある積極財政: 高市首相は「赤字国債は発行しない」「財源をしっかり確保する」と明言しています。

  • 財政への信認: 政策の本当の趣旨が海外に伝われば、「日本はしっかりしている」という安心感から円が買われるようになります。

  • 結論: 「経済の基礎(ファンダメンタルズ)から見れば、円は今の水準よりもっと強い。過度な円安は沈静化していく」と山崎氏は見ています。


4. 【今夜22:30】米CPI(消費者物価指数):市場の注目ポイント

今夜、ドルの運命を左右するのが米国のCPIです。

🔍 今夜の市場予想

  • 総合CPI(前年比)2.5%(前回2.7%から鈍化予想)

  • コアCPI(前年比)2.5%

市場はインフレが順調に収まってきていると見ています。

今週発表された雇用統計が「予想以上に強かった」ため

もしCPIも強ければ、「利下げは夏まで全く来ない」という空気が決定的になります。


5. 【完全攻略データ】直近3回のCPIとドル円の反応

今夜のトレードのヒントとして、過去の動きをおさらいしましょう。

発表月 市場予想 結果 発表直後のドル円の動き幅
2025年12月 2.6% 2.5% (弱) 約80銭 下落
2025年11月 2.4% 2.6% (強) 約1円20銭 上昇
2025年10月 2.5% 2.5% (並) 約30銭の乱高下後、横ばい


6. 今夜のCPI結果ごとの「動き幅」予測シミュレーション

今回の予想(2.5%)に対して、結果がどうなった時にドル円がどう動くか。

📈 シナリオA:インフレ再燃!「強い」結果(2.7%以上)

  • 市場の解釈: 「インフレが止まらない!FRBは利下げできない!」

  • ドル円の動き: 153円を軽々と突破し、154.50円〜155.00円方向へ急騰。

  • 注意点: 雇用統計の強さと相まって、強力な「ドル買いトレンド」が復活します。

📊 シナリオB:ほぼ予想通り(2.5%前後)

  • 市場の解釈: 「想定内。FRBは7月利下げの姿勢を崩さないだろう」

  • ドル円の動き: 一旦上下に振れますが、最終的には152.50円〜153.50円のレンジに落ち着きます。

  • 注意点: すでに「利下げ先送り」を織り込んでいるため、大きなトレンドは出にくいです。

📉 シナリオC:インフレ急減!「弱い」結果(2.3%以下)

  • 市場の解釈: 「やっぱり景気は冷え込んでいる!早期利下げが必要だ!」

  • ドル円の動き: 152円の防衛線を割り込み、151.00円、さらには150.00円の大台へ向けて暴落。

  • 注意点: 今週の「雇用統計・年次改定」の不信感と重なり、猛烈なドル売りが加速します。


💡 初心者への最終アドバイス

  1. 152円台は「大勝負のライン」

    テクニカル的に非常に重要な支持線です。
    今夜ここを割り込んでクローズするかどうかが、来週以降の円高トレンドを決定づけます。

  2. 無理に飛び乗らない

    22:30の瞬間は、1分間で1円動くこともあります。
    初心者は発表から15分ほど待ち、方向性が固まってから(例えば153円を明確に超えた、あるいは152円を明確に割ったのを確認してから)乗るのが最も安全です。

  3. 金曜日の「ポジション整理」に注意

    今夜は一週間の締めくくりです。
    CPIの結果がどうあれ、週末の政治リスクを避けるための「決済」が深夜に入り、思わぬ逆方向に動くことがあるので注意しましょう。

 

最後に

2026年2月の相場は、1月の政治主導から「データ主導」へと主役が戻ってきました。

山崎元財務官が言うように、円のポテンシャルが発揮されるのか。

今夜のCPIは、その「円の強さ」を試す最大の試金石になります。

冷静に、チャートとニュースを味方につけていきましょう!






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