中東情勢で緊迫するリスクオフ相場 ―― 本日発表の米PCEと高市首相「施政方針演説」徹底攻略ガイド

 


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皆さん、こんにちは!

2026年2月20日、為替市場は「地政学リスク」と「日米の重要イベント」が同時に押し寄せる、極めて緊張感の高い局面を迎えています。

現在、ドル円は155円台前半で推移しています。

昨夜から今朝にかけて、中東での軍事衝突懸念から世界的に「リスクオフ(安全資産への避難)」のムードが強まり、株価が下落する一方で、ドルと円が拮抗する展開となっています。

「イラン情勢でなぜ株が下がるの?」

「高市首相の演説で円安は再燃する?」

「今夜のPCE指標、どう動けば利益を出せる?」

こうした疑問を抱えているFX初心者の方のために、今まさに起きている「リスクオフの正体」と、今夜の相場を左右する「2大注目イベント」を、圧倒的な熱量で詳しく解説します!


1. ドル円155円台:リスクと期待が交錯する「嵐の前の静けさ」

まずは、現在のドル円相場の立ち位置を整理しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は 155.20円付近

  • 値動きの背景

    今週は米国の良好な経済指標(失業保険申請件数など)を受けて155円台まで上昇してきました。
    しかし、中東情勢の悪化を受けて「ドルの強さ」と「リスク回避の円買い」がぶつかり合い、155円台前半で足踏みしている状態です。

初心者の方は、「155円が現在の攻防のライン」だと意識してください。

ここを上に抜ければ157円、下に割れば153円という、大きなトレンドの分岐点にいます。


2. 緊迫の米・イラン情勢:なぜ市場は「リスクオフ」になったのか?

昨夜、世界の投資家を震え上がらせたのは、中東からの不穏なニュースでした。

🚨 トランプ大統領の「10日間の猶予」発言

トランプ大統領は、イランとの核開発を巡る交渉について、「意味のある合意が必要だ」とした上で、「今後10日ほどで答えが出るだろう」と期限を切りました。

  • 市場の解釈: 「合意できなければ、軍事攻撃もあり得る」という最後通牒(警告)と受け止められました。

  • 現場の衝突: アラビア海で米海軍がイランの無人機を撃墜したとの報道もあり、緊張は一気にピークに達しています。

📊 市場参加者の見方:安全資産への避難

  • 株式市場: 「戦争になれば景気が冷え込む」との懸念から、ダウ平均やS&P500が反落しました。

  • 原油価格: 中東からの供給不安から、原油価格は昨年8月以来の高値を更新。

  • 為替: 「困った時のドル」と「安全資産の円」が同時に買われており、ドル円相場は膠着しています。


3. もし戦争が勃発したら? 相場への破壊的インパクトを予測

「もし本当に衝突が起きたら、私のポジションはどうなるの?」という不安に対し、プロが想定するシナリオを解説します。

⚠️ 最大の懸念は「ホルムズ海峡」の封鎖

世界の原油の約3分の1が通過するホルムズ海峡。

ここが封鎖されると、原油価格は100ドルを優に超える可能性があります。

  • インフレ再燃: 原油高は世界的な物価上昇を招き、中央銀行は「さらに金利を上げなければならない」という苦境に立たされます。

  • パニック的な円買い: 初動では、世界中の投資家がリスクを避けるために「円」を猛烈に買い戻すため、一時的に150円を割り込むような急激な円高が起きるリスクがあります。

ただし、エコノミストのデニス・フォルマー氏は「イラン経済も危機的で海峡封鎖は自滅行為。最終的には外交で解決する可能性が高い」と冷静な見方を示しています。


4. 昨夜の米経済指標:アメリカ経済は「依然として爆強」

地政学リスクで揺れる一方で、アメリカ国内の経済データは「ドル買い」を強力にサポートしています。

📈 主要な経済指標の結果

  1. 新規失業保険申請件数: 予想外に減少し、労働市場の安定を証明。

  2. フィラデルフィア連銀製造業指数: 6カ月先の景況見通しが大幅に改善。

  3. 対中貿易赤字: 過去20年余りで最少となり、トランプ政権の関税政策の影響が鮮明に。

市場の結論:

「中東が不安でも、アメリカの経済自体は全く衰えていない」

この景気の強さが、ドル円の底割れを防いでいる最大の要因です。


5. 本日の2大注目イベント:高市首相「演説」と「米PCE」

今日、2月20日はカレンダーに赤丸を付けるべき、運命の1日です。

① 🇯🇵 高市首相の施政方針演説(昼〜午後)

衆院選大勝後、初の本格的な方針演説です。

  • 注目点: 「食料品消費税0%」の具体策と、AI・宇宙など「17の戦略分野」への巨額投資。

  • 為替への影響: 財源がしっかり示されれば「安心の円買い」、単なるバラマキと見なされれば「失望の円売り(円安加速)」となります。

② 🇺🇸 米PCE価格指数(22:30発表)

FRB(連邦準備制度理事会)が最も重視するインフレ指標です。

CPIよりも正確に物価動向を反映すると言われています。


6. 【徹底予測】米PCEの結果でドル円はどこまで動く?

今夜22:30、あなたの利益を左右する数字の攻略データです。

📋 直近3回の結果とドル円の反応

発表月 市場予想 結果 発表直後のドル円の動き
2025年11月 2.5% 2.6% (強) 1円以上の急騰
2025年12月 2.6% 2.6% (並) 小動き
2026年1月 2.5% 2.4% (弱) 1円以上の急落

💡 今夜の予想と結果ごとの「動き幅」予測

今回の市場予想:総合 2.5% / コア 2.5%

シナリオA:インフレ粘り強い!「強い」結果(2.7%以上)

  • ドル円の動き: 「利下げは絶望的だ」となり、155円を完全に突破。一気に156.50円〜157.00円へ。

  • 戦略: 押し目買い。157円付近での利益確定。

シナリオB:ほぼ予想通り(2.5%前後)

  • ドル円の動き: 高市首相の演説内容にも左右されますが、概ね154.50円〜155.50円のレンジを維持。

  • 戦略: 無理に手を出さず、週明けのトレンド形成を待つ。

シナリオC:インフレ鈍化!「弱い」結果(2.3%以下)

  • ドル円の動き: 「利下げ期待再燃!」でドル売り加速。155円を割り込み、153.50円〜154.00円へ。

  • 戦略: 短期売り。ただし153円台は買いが入りやすいため、早めの決済を。


💡 初心者へのアドバイス

  1. 「情報の同時多発」に注意: 今夜はPCEの数字だけでなく、トランプ大統領のSNS(イランへの一言)で全てがひっくり返る可能性があります。

  2. 三連休前のポジション調整: 日本は明日から三連休に入ります。
    週末にイランで事態が急変するリスクを避けたい投資家が、深夜に一斉に決済を入れる「波乱」に警戒してください。

  3. 高市首相の「財源」に耳を澄ませ: 「赤字国債には頼らない」という一言が出れば、円高(ドル円下落)要因になります。


最後に

2026年2月の相場は、経済データ以上に「言葉(トランプ・高市)」が動かす世界です。

初心者の方は、「22:30の数字が出た直後の数秒間は手を出さない」

落ち着いてからトレンドに乗ることを心がけましょう。

激動の週末、冷静にチャンスを掴んでいきましょう!







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ドル円をメインに分析解説を行っております。
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