ドル円159円台後半へ!各国中銀の「据え置き」予想とイラン紛争長期化が招く円安の正体

 




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皆さん、こんにちは!

2026年3月16日、為替市場はいよいよ「1ドル=160円」の巨大な壁を目前に
文字通りの正念場を迎えています。

現在、ドル円は159円台前半から半ばで推移。

先週末には一時159.75円という
2024年7月以来の安値水準(猛烈な円安)を記録しました。

背景にあるのは、収束の気配が見えない中東情勢と
それに伴う「原油100ドル時代」の再来です。

さらに今週は、日・米・欧の主要中央銀行が相次いで政策会合を開く「中銀ウィーク」

「なぜこれほど円安が止まらないの?」

「各国の中銀は金利をどう動かす?」

「片山財務相の介入はある?」

こうした疑問を解決し、今週の激動相場で皆さんがしっかりと戦略を立てられるよう

最新の国際情勢と市場予測をどこよりも分かりやすく徹底解説します!


1. ドル円159円台半ば:2024年の歴史的高値「161.95円」が射程圏内に

まずは、足元のドル円相場の緊迫した現在地を確認しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は 159.40円〜70円付近 で推移。

  • 値動きの背景

    イラン攻撃前の水準から原油価格が約5割も上昇。
    資源のない日本は、原油を買うために
    大量の「円」を売って「ドル」を支払う必要があり(実需の円売り)
    これがレートを押し上げています。

  • 市場の心理

    東海東京インテリジェンス・ラボの専門家は
    「160円突破、そして2024年の高値161.95円を抜けるのは時間の問題」と分析しています。
    投機的な売りではなく、エネルギー輸入という
    「逃れられない円売り」が主役のため、なかなか下がらないのが現状です。



2. 【予測】世界の中銀ウィーク:インフレの「火種」にどう立ち向かう?

今週、日・米・欧の中央銀行が金利を決める会議(政策会合)を開きます。

市場参加者は以下のように予想しています。

📊 主要中銀の会合スケジュールと予想

中央銀行 発表予定 市場のコンセンサス(予想)
FRB(米) 3/17-18 据え置き。 6月・9月の利下げ期待は残るが、慎重姿勢。
日銀(日) 3/18-19 据え置き。 ただし「4月利上げ」の可能性を匂わせるか。
BOE(英) 3/19 据え置き。 以前の利下げ期待(80%)は急速に後退。
ECB(欧) 3/19 据え置き。 原油高による「逆戻りの利上げ」も一部で意識。

💡 共通の悩み:「金利は変えられても、海峡は開けられない」

ブルームバーグのエコノミストは「各国総裁は警戒姿勢を示しつつ、インフレが再燃する前に戦争が終わることを祈るしかない」と指摘しています。

原油高による物価上昇(インフレ)が怖いため、これまで検討していた「利下げ(金利を下げる)」の予定が、世界中で白紙に戻されつつあります。
これがドルの高止まり(=円安)を支える大きな要因です。


3. 米イラン紛争の現状:トランプ氏の「交渉」vs 現場の「泥沼」

開戦から3週目。トランプ大統領の強気な発言と、現場の深刻な状況が食い違っています。

🚨 終わらない戦闘と、拒絶された交渉

  • トランプ氏: 「作戦は順調。イランの空軍も海軍も壊滅した。私は合意に前向きだ」と発信。

  • イラン(アラグチ外相): 「交渉すべき理由がない。我々は自衛を続ける」と突っぱねています。

  • 国防総省の予測: トランプ氏の「すぐ終わる」という期待に対し、軍は完了までにあと4〜6週間はかかると見ています。

⚓ ホルムズ海峡の「死守」

イラン側は「海峡の閉鎖は我々の最強のレバー(武器)だ」と宣言しており、米国や同盟国の船は依然として通れない状況です。

これが続く限り、原油価格は100ドル前後から下がらず、円安圧力が消えることはありません。


4. 片山財務相の「口先介入」:160円を死守できるか?

今朝、日本の片山さつき財務相が、急激な円安に対して厳しい言葉を投げかけました。

🎙️ 「必要な措置を講じる構え」

財務相は「過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず対応する」と述べ、市場を強く牽制しました。

  • 相場への影響: この発言を受けて、159.75円まで行っていたレートが、一時159.40円台まで少し戻りました。

  • プロの見方: ただし、今の円安は「貿易赤字(原油高)」という実体に基づいているため、口先だけの介入では効果が薄いという見方が大勢です。
    本当に160円を突破すれば、数十兆円規模の「実弾介入(ドル売り・円買い)」がいつ起きてもおかしくない、極限の緊張状態です。


💡 今週のトレード戦略・まとめ

2026年3月の相場は、通常の経済理論だけでは勝てません。
以下の3つのキーワードを頭に叩き込んでおきましょう。

  1. 「160.00円」の防衛ライン

    ここを超えると、一気に24年の高値まで走る可能性があります。
    同時に、日本の為替介入が炸裂する最大のリスクゾーンでもあります。

  2. 中央銀行の「トーン(言葉のニュアンス)」

    金利が「据え置き」なのは織り込み済みです。
    注目は、総裁たちが会見で「原油高によるインフレをどれほど恐れているか」。
    利上げを匂わせれば、その国の通貨が買われます。

  3. ホルムズ海峡の「護衛ニュース」

    トランプ政権が「複数国連合によるタンカー護衛作戦」を正式発表すれば、原油安 = 円買い戻し(円高)への強力なトリガーとなります。



最後に

2026年3月。
私たちは、政治、戦争、金利が三つ巴となって円の価値を揺さぶる「歴史の目撃者」です。

FX初心者の皆さんは、「無理に大きな利益を狙わず、介入や有事の急変で資産を失わないこと」を最優先にしてください。

まずは今夜からのFRB会合のニュースを待ち、市場の「次の一手」を見極めていきましょう!






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略歴:管理人はファンダメンタルズ分析をメインとするトレーダー
ドル円をメインに分析解説を行っております。
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