雇用統計悪結果もドル円は上昇、イラン最高指導者選出も戦争長期化懸念
このブログで用いている相場の見方と予想の仕方はこちら
【FXファンダメンタルズ分析法動画】
皆さん、こんにちは!
2026年3月9日、週明けの為替市場は
常識では考えられないような「逆説的」な動きで幕を開けました。
本来なら「ドル売り」になるはずの最悪な米雇用統計の結果が出たにもかかわらず
ドル円は158円台後半まで上昇。
その裏には、中東情勢のさらなる悪化と
1バレル=110ドルを突破した原油価格の暴走があります。
「なぜ雇用が悪いのにドルが上がるの?」
「イランの新しいリーダーが決まったのに、なぜ戦争が終わらないの?」
こうした疑問を抱えているFX初心者の方のために
今まさに起きている「雇用・戦争・原油」の複雑な絡み合いを
分かりやすく丁寧に解説します!
皆さん、こんにちは!
2026年3月9日、週明けの為替市場は
常識では考えられないような「逆説的」な動きで幕を開けました。
本来なら「ドル売り」になるはずの最悪な米雇用統計の結果が出たにもかかわらず
ドル円は158円台後半まで上昇。
その裏には、中東情勢のさらなる悪化と
1バレル=110ドルを突破した原油価格の暴走があります。
「なぜ雇用が悪いのにドルが上がるの?」
「イランの新しいリーダーが決まったのに、なぜ戦争が終わらないの?」
こうした疑問を抱えているFX初心者の方のために
今まさに起きている「雇用・戦争・原油」の複雑な絡み合いを
分かりやすく丁寧に解説します!
1. ドル円が158円台後半へ上昇:常識が通じない「有事の円売り」
まずは、本日3月9日朝のドル円相場の現在地を確認しましょう。
-
現在のレート:ドル円は一時 158円50銭付近 まで上昇。
-
値動きの背景:
先週末の米雇用統計が「マイナス成長」という衝撃の結果だったにもかかわらず
週明けの東京市場では円売りが加速しました。 -
市場の心理:
投資家は今、アメリカの金利よりも「エネルギー危機」を恐れています。
原油価格が110ドルを超えたことで、「資源を持たない日本からお金が逃げ出す(円売り)」という力学が、ドルの弱さを上回ってしまっているのです。
2. 【衝撃】米雇用統計は「9.2万人減」:労働市場の崩壊が始まった?
先週金曜日(3月6日)に発表された2月の米雇用統計は
市場の予想をはるかに下回る、まさに「最悪」と言える内容でした。
📊 2月 米雇用統計の結果
| 項目 | 今回の結果 | 市場予想 | 評価 |
| 非農業部門雇用者数 | 9.2万人 減少 | 5.5万人 増加 | 歴史的な悪化 |
| 失業率 | 4.4% | 4.3% | 上昇(悪化) |
| 1月の修正 | 13.0万 → 12.6万 | - | 下方修正 |
初心者のための用語解説:雇用者数の減少
通常、アメリカの雇用は毎月「増える」のが当たり前です。
今回のように「減少(マイナス)」になるのは
景気後退(リセッション)の入り口で見られる非常に危険なサインです。
なぜドルが暴落しなかったのか?
普通、これだけ悪い数字が出ればドルは売られます。
しかし、今回は以下の理由がドルの下支えとなりました。
-
「一時的」との見方:医療関係者の大規模なストライキや
冬の悪天候が数字を押し下げたという分析があります。 -
インフレの恐怖:雇用は悪いのに、原油高のせいで
「物価だけが上がる(スタグフレーション)」という懸念があり
FRBが簡単には利下げできないと判断されたためです。
3. イラン新最高指導者に「息子のモジタバ師」:戦争長期化のカウントダウン
中東では、歴史を変える大きな動きがありました。
殺害されたハメネイ師の後継者が、即座に決まったのです。
🚨 イラン史上初の「世襲」
イランの専門家会議は、ハメネイ師の次男
モジタバ・ハメネイ師(56)を第3代最高指導者に選出しました。
-
人物像:公の場にはあまり出ませんが、最強の軍事組織である
「革命防衛隊(IRGC)」と極めて近い関係にあります。 -
市場の反応: 「世襲によって体制が維持された=イランは降伏せず、戦争を続ける」
というメッセージと受け止められました。
⚠️ トランプ大統領との激突
トランプ氏は「この世襲は受け入れられない」という姿勢を崩しておらず
イラン国内の核施設や燃料施設への攻撃を強化しています。
「解決の出口が見えない」この不透明感が
原油価格をさらに押し上げる燃料となっています。
4. 原油110ドル突破!米エネルギー長官の「恐怖プレミアム」発言
エネルギー市場では、ついに原油価格が1バレル=110ドルの大台を突破しました。
🎙️ ライト米エネルギー長官の主張
これに対し、アメリカのライトエネルギー長官は
CNNなどの番組で強気な発言を繰り返しています。
-
「今の高騰は『恐怖プレミアム』だ」: 実際に原油が足りないわけではなく
投資家が怖がって価格を吊り上げているだけだ、という主張です。 -
「最悪でも数週間で収まる」: ホルムズ海峡の混乱も一時的であり
ガソリン価格はすぐに3ドル未満に戻ると自信を見せています。
📊 市場参加者の冷ややかな視点
しかし、プロの投資家たちはこう見ています。
「海峡の通航は6日連続でほぼ停止している。
米海軍の護衛もまだ始まっていないのに
数週間で解決というのはあまりに楽観的すぎるのではないか?」
この政府と市場の認識のズレが、逆に不安を煽り
ドル円を押し上げる(円安)要因となっています。
💡 初心者のためのトレード・サバイバル戦略
現在のドル円158円台は
「実体経済の悪さ(米国)」と「資源リスク(日本)」の板挟みです。
-
「159.00円」は介入のデッドライン:
159円に乗ってくると、日本の財務省による「円買い介入」がいつ起きてもおかしくありません。
ここからの買いは、常に「介入による数円の暴落」を覚悟する必要があります。 -
「逆相関」の崩壊に注意:
「米国株が下がる=円高」という昔の法則は今、通用しません。
今は「株安 = 原油高 = 円安」という新しいパターンが支配しています。 -
ニュースの「人名」をチェック:
トランプ氏がモジタバ師に対してどのような制裁や攻撃を加えるか。
そのヘッドライン一つで、月曜日のドル円は160円を目指すか、155円に沈むかが決まります。
最後に
2026年3月。私たちは、雇用が失われる一方で物価が上がり続けるという、教科書でしか見たことのないような難しい相場の中にいます。
FX初心者の皆さんは、「無理にトレンドに乗ろうとしない」
特に159円に近づく局面では、一度利益を確定して、嵐が過ぎるのを待つのも立派なトレードです。
今週は、日銀の氷見野副総裁の講演など、日本の利上げに関する発言にも注目が集まります。一歩引いた目線で、冷静にチャートを見守っていきましょう!
2026年3月。私たちは、雇用が失われる一方で物価が上がり続けるという、教科書でしか見たことのないような難しい相場の中にいます。
FX初心者の皆さんは、「無理にトレンドに乗ろうとしない」
特に159円に近づく局面では、一度利益を確定して、嵐が過ぎるのを待つのも立派なトレードです。
今週は、日銀の氷見野副総裁の講演など、日本の利上げに関する発言にも注目が集まります。一歩引いた目線で、冷静にチャートを見守っていきましょう!
運営者情報
運営者:FX研究ブログ
管理者:ブタメン
略歴:管理人はファンダメンタルズ分析をメインとするトレーダー
ドル円をメインに分析解説を行っております。
2025年より当ブログを運営
X:ブタメンFX




