ホルムズ海峡巡る米軍の発信は混乱 ―― 本日米CPI「徹底対策データ」まとめ




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 皆さん、こんにちは!

現在、ドル円は158円台前半(158.10〜30円付近)で推移しています。

昨夜からの最大の注目は、エネルギー供給の心臓部である「ホルムズ海峡」の動向

トランプ政権内での発信が二転三転し
原油価格とともに為替レートも激しく乱高下する「カオス相場」となっています。

「トランプ大統領と国防長官で言っていることが違う?」

「原油が下がったのになぜ円安なの?」

「今夜のCPI(消費者物価指数)で逆転チャンスはある?」

こうした疑問を解決し、今夜21:30の指標発表で冷静な判断ができるよう
現在の「戦時相場」の裏側とCPIの攻略データを、初心者向けに分かりやすく丁寧に解説します!


1. ドル円が158円台前半へ上昇:金利上昇と有事の「二重奏」

まずは、本日3月11日朝のドル円相場の状況を整理しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は一時 158.20円付近 で推移。

  • 値動きの背景

    1. 米長期金利の上昇:アメリカでアマゾンなどの大手企業が社債(借金)を大量発行したことで、金利が上昇。ドルを買う動きが強まりました。

    2. イラン情勢の不透明感:戦争の終わりが見えない中、投資家は「とりあえず一番安全なドルを持ってこう」と動いています。

  • 市場の心理

    「円は危ない、ドルは安全」という図式が完全に定着しています。
    日本が原油の9割を中東に頼っている以上、海峡のニュースが出るたびに円が売られやすい地合いが続いています。




2. ホルムズ海峡の現状:イランの「機雷」と米政府の「混乱」

今、FXチャートのローソク足を一本一本動かしているのは、ホルムズ海峡を巡る情報戦です。

🚨 イランの主張: 「海峡に機雷(爆弾)を仕掛けた」

CNNは昨日、イランが海峡に数十個の機雷を設置したと報じました。

イラン海軍は「この海域は我々が完全に支配している」と警告し、タンカーが通れない戦時状態であることを強調しています。

⚠️ トランプ政権の発信が「大混乱」

投資家を最も怒らせているのが、アメリカ政府内でのチグハグな発言です。

  • 失態: ライトエネルギー長官が「米海軍がタンカーを護衛した」とSNSに投稿(原油暴落)。しかし数分後に「間違いでした」と削除(原油買い戻し)

  • トランプ氏: 「機雷の報告はないが、もしあるなら撤去しろ」と投稿した直後に、「機雷敷設艦10隻を破壊した」と発表。

  • 国防長官(ヘグセス氏): トランプ氏が「もうすぐ終わる」と言っているのに対し、「敵が敗北するまで容赦しない。スケジュールは我々が決める」と、長期戦を辞さない構えを見せています。

市場の解釈:

「誰が本当のことを言っているのか分からない。不透明すぎる」という怒りと不安が
ドルの独歩高(猛烈な円安)を招いています。


3. リスクオフ相場の本音 ―― なぜ「円」と「債券」が売られる?

本来、リスクオフ(危機)の時は「円」や「債券(国債)」が買われるのがセオリーです。

しかし、今は逆の現象が起きています。

  • 為替(円売り)

    原油高が続くと日本は莫大な赤字になります。
    投資家は「戦争で困るのは石油のない日本だ」と考え、円を投げ出しています。

  • 債券(売り・金利上昇)

    原油高 = インフレ(物価上昇)
    物価が上がれば金利は下がらないため、債券を売って金利が上がる(ドル高)という流れが生まれています。

つまり、「オイルショック型のリスクオフ」という、日本にとって最も不利なモードに入っています。


4. ECBラガルド総裁の警告: 「2022年の再来はさせない」

欧州中央銀行(ECB)もこの事態に全神経を尖らせています。

🇪🇺 ラガルド氏の発言ポイント

「2022年のウクライナ侵攻時のような、急激な物価高に人々を苦しませないよう、あらゆる措置を講じる。」

  • 市場の見方: これまで「利下げ」を期待されていた欧州ですが、「エネルギー価格次第では、金利を下げられないどころか、利上げする可能性もある」という厳しい姿勢を見せています。


5. 【今夜21:30】米CPI(消費者物価指数)攻略データ

いよいよ今夜、最大の注目指標であるCPIが発表されます。

⚠️ 最大の注意点: 「戦争ニュース」にかき消される?

先週の雇用統計を思い出してください。

  • 事実: マイナス9万人という歴史的悪化だったのに、戦争のニュースが優先され、ドル円はあまり動きませんでした。

  • 今夜の予測: 今回のCPIも、「結果がどうあれ、ホルムズ海峡のヘッドライン1本で全てが無効化される」リスクがあります。



📊 【完全攻略データ】直近3回のCPIと結果

発表月 市場予想 結果 発表直後のドル円の反応
2025年12月 2.6% 2.5% (弱) 約80銭 下落
2026年1月 2.4% 2.6% (強) 約1円20銭 上昇
2026年2月 2.5% 2.4% (弱) 約1円00銭 下落


💡 今夜の「結果ごとの変動幅」シミュレーション

今回の市場予想:コアCPI 前年比 2.5%

シナリオA:インフレ再燃!「強い」結果(2.7%以上)

  • 市場の解釈: 「戦争 + 強いインフレ = 金利は下げられない!」

  • ドル円の動き: 158円台を固め、一気に159.50円〜160.00円を伺う展開へ。

シナリオB:ほぼ予想通り(2.5%前後)

  • 市場の解釈: 「想定内。それよりホルムズ海峡はどうなった?」

  • ドル円の動き157.80円〜158.50円の狭いレンジで、地政学ニュースを待つ展開。

シナリオC:インフレ鈍化!「弱い」結果(2.3%以下)

  • 市場の解釈: 「雇用に続き物価も弱い。地政学リスクはあるが、ドルを売りたい」

  • ドル円の動き: 158円を割り込み、156.50円〜157.00円へ急降下。


💡 初心者へのアドバイス:今夜のトレード戦略

  1. 「ホルムズ海峡」のニュースが絶対優先

    21:30にCPIの結果が出ても、21:35に「イランがタンカーを撃沈」や「米軍が全面停戦に合意」というニュースが出れば、CPIの動きは一瞬で逆転します。常に速報をチェックしてください。

  2. 「準備」はしておく、でも「執着」しない

    指標で動く可能性は否定できませんが、動きが弱ければすぐに撤退しましょう。今は「王道(金利差)」よりも「変則(戦争)」が強い相場です。

  3. 158円台後半での「戻り売り」は危険

    今の円安はエネルギー危機を反映しています。160円を突破するエネルギーは十分に蓄えられているため、安易な逆張り(売り)は控えましょう。



最後に

2026年3月。私たちは、数字(経済指標)よりも言葉(政治家の発信)が重い時代に生きています。

今夜のCPIは、あくまで「ドルの体調チェック」です。
本当の「運命」は、ホルムズ海峡を通るタンカーの行く末にかかっています。

冷静に、そしてチャンスには大胆に。
資産を守りながら今夜の一夜を乗り越えていきましょう!






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