トランプ大統領「がっかりスピーチ」の裏側と、大手銀行が予測する「175円」の衝撃

 






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皆さん、こんにちは!

現在、ドル円は159円台前半まで再浮上しています。

今朝のトランプ氏のスピーチに「早期停戦」の決定打を期待していた市場でしたが
蓋を開けてみれば「期待外れ」の内容。

これが再びドル買い・円売りに火をつける結果となりました。

「トランプ大統領は何を言ったの?」

「大手銀行が予測する『175円』って本当?」

「昨夜の求人データで明日の雇用統計はどうなる?」

こうした疑問を解決し、皆さんが嵐のような相場を冷静に乗りこなせるよう
最新の情報を整理してどこよりも分かりやすく解説します!


1. ドル円が159円台へ逆戻り:トランプ・スピーチの「がっかり感」

まずは、足元のドル円相場の動きを整理しましょう。

  • 現在の現在地:ドル円は一時 159.10〜30円付近

  • 値動きの背景: 昨夜までは「戦争が終わるかも」という期待で158円台まで円高が進んでいましたが、今朝のスピーチを受けて一転。
    再び160円の大台を伺う展開に戻ってしまいました。

  • なぜ上がったのか?: 日本時間の午前10時に行われたトランプ大統領の演説が、市場の期待した「勝利宣言」や「即時撤退」ではなく、「これまで通りの強気な姿勢」の繰り返しだったからです。


2. スピーチの真相 ―― 「2〜3週間の猶予」は平和の合図ではない?

今朝のトランプ氏の発言内容を詳しく見てみると
市場が「リスクオフ(不安)」に傾いた理由がよく分かります。

🎙️ 発言の要旨

  1. 自画自賛: 「私の作戦は完璧だ。イランは壊滅状態にある。」

  2. 終結への距離: 「戦争終結には極めて近い。」

  3. しかし…: 「今後2〜3週間で、イランに極めて厳しい打撃(破壊)を与える」と付け加えました。

📊 市場参加者の受け止め

投資家たちは、「えっ、すぐに終わるんじゃないの? あと2〜3週間も激しい爆撃を続けるなら、原油価格は下がらないじゃないか!」と失望しました。
「平和への期待」が「戦闘継続の確認」に変わってしまったことで
原油高 = インフレ = ドル買いという、いつもの円安パターンが再開してしまったのです。


3. 停戦交渉の「霧」: 米国とイランの食い違い

現在、ニュースでは「停戦」の文字が飛び交っていますが
現場の実態は極めて不透明です。

  • 情報の錯綜: 三井住友信託銀行の山本氏は、「停戦に向けた情報がバラバラで、状況がつかめない」と指摘しています。
    トランプ氏が「順調だ」と言えば、イラン側は「フェイクニュースだ」と否定する。

  • 市場の結論: 「実際にタンカーが護衛なしでホルムズ海峡を通るまでは、平和を信じて円を買うことはできない」
    この慎重さが、ドル円の下値を鉄板のように固めています。


4. 【激震】UBSグループの予測: ドル円は年内「175円」へ?

この円安局面で、世界最大級の銀行であるUBSグループ
衝撃的なレポートを発表しました。

🚨 「175円」シナリオの根拠

UBSのストラテジストは、もし中東の混乱が長期化し、原油が1バレル=150ドルまで暴騰した場合、ドル円は175円に達する可能性があると警告しています。

  • 介入は効かない?: UBSは「160円で日本政府が介入しても、原油高という根本原因がある限り、それは『絶好の円売りのチャンス』を市場に提供するだけで終わる」と分析しています。

  • スタグフレーション: 世界中が「不況下の物価高」に陥る中
    資源を持たない日本の通貨(円)が世界で最も売られる、という最悪の予測です。

初心者のための注意点: 175円はあくまで「最悪のケース」ですが、プロの世界では「160円が天井ではない」と考え始めている人が増えていることは覚えておきましょう。


5. FRB高官の沈黙と「二大責務」の苦悩

アメリカの中央銀行(FRB)のメンバーたちも
この戦争と原油高に頭を抱えています。

🎙️ バー理事とムサレム総裁の発言

  • バー理事: 「紛争が長引けば、米国の成長を損なうだけでなく、インフレも長期化させるリスクがある。」

  • ムサレム総裁: 「金利は今の高い水準で当面は適切だが、景気が急激に悪くなれば、いつでも調整(利下げ・利上げ)する準備はできている。」

市場の解釈: FRBは「原油高で物価が上がるから金利を下げたくない」けれど、「戦争で景気が悪くなるなら金利を下げなきゃいけない」という、板挟みの状態にあります。

この「どっちに動くか分からない」不気味さが
今の激しいボラティリティ(値動き)の正体です。


6. 昨夜の「ADP雇用統計」 ―― 明日の「本番」への布石

昨夜発表された米国の雇用データが、ドルの強さを改めて証明しました。

📊 3月 ADP民間雇用者数

  • 結果+6.2万人(予想 +4.0万人)

  • 内容: 医療や建設分野が力強く、アメリカの労働市場は
    戦争の影響を跳ね返して安定しています。

💡 明日の「米雇用統計(NFP)」への見解

昨夜のADPが強かったことで
明日4月3日 21:30発表の「雇用統計」への期待値が上がっています。

  • もし強ければ: 利下げ期待が完全に消滅し
    ドル円は一気に160円を突破する可能性があります。

  • もし弱ければ: 戦争リスクを打ち消すほどの「景気悪化」と見なされ
    一時的に157円台への急落もあり得ます。


💡 トレード・サバイバル戦略: 「原因→結果→予測」

現在の状況を整理し、明日までの戦略を立てましょう。

🔍 現状(原因)

  • トランプ氏が「あと2〜3週間は叩く」と宣言し、早期停戦期待がしぼんだ。

  • アメリカの雇用データが意外と強い。

⚡ 直近の動き(結果)

  • 158円台での調整が終わり、再び159円台での「円安トレンド」が再開。

  • 160円の心理的節目が再び射程圏内に入った。

🚀 今後の予測(注意点)

  1. 「160.00円」は日本政府の「逆鱗」: 三村財務官が「断固たる措置」を予告している以上、160円超えでの買いは、介入という「空から降ってくる爆弾」を覚悟する必要があります。

  2. 明日の「雇用統計」が最大の分岐点: 21:30の瞬間、1円、2円単位で動く可能性があります。初心者はこの指標が出るまでポジションを軽くし、嵐が過ぎるのを待つのが賢明です。


最後に

2026年4月。トランプ大統領の「言葉の揺れ」と、エネルギー価格の暴走が、FXの難易度を極限まで高めています。 

FX初心者の皆さんに伝えたいのは、「スピーチのタイトルだけで判断しない」ということです。

「終結に近い」という言葉よりも、その後の「打撃を与える」という一言の方が、今の相場には重く響いています。

冷静に、そして事実だけを追いかけ、この歴史的な年度初めを乗り越えていきましょう!






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ドル円をメインに分析解説を行っております。
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