ドル円156円台、政府介入の「次」はいつ?ホルムズ海峡封鎖と原油高が招く“円安再燃”のリスクを徹底解説

 






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皆さん、こんにちは。

2026年5月4日、ゴールデンウィークの真っ只中ですが、為替市場は一瞬たりとも目が離せない、極めてスリリングな局面が続いています。

現在、ドル円は156円台半ば(156.70円付近)で推移しています。

先週、160円を突破した直後に起きた「5円規模の超絶急落」という衝撃の余韻が残る中、市場は日本政府の「次の一手」を警戒しながら、中東の火薬庫・ホルムズ海峡の動静を注視しています。


「156円まで下がったけれど、ここから円高になる?」

「政府の介入はもう終わったの?」

「原油が上がると、なぜ円安が止まらないの?」


こうした疑問を抱えている初心者の皆さんのために、今の相場を支配している「情報の裏側」を、原因→結果→予測のロジックでどこよりも分かりやすく徹底解説します。

大切な資産を守り、冷静なトレード戦略を立てるためのガイドとして活用してください!



1. ドル円156円台半ば: 嵐の後の「不気味な静けさ」

まずは、足元のドル円相場の立ち位置を整理しましょう。

  • 現在のレート:ドル円は 156円70銭付近

  • 値動きの背景: 4月30日に160円47銭を付けた直後、約5.4兆円規模(推計)とされる政府・日銀による巨額の円買い介入が発動しました。
    これにより、一時は155円台半ばまで急落しましたが、現在は少しずつ値を戻して156円台で足踏みしている状態です。

  • 市場の心理: 投資家は現在、「リバウンドを狙うドル買い」と「2回目の介入への恐怖」の間で板挟みになっています。
    157円、158円と戻っていく過程で、再び当局の「ハンマー」が振り下ろされるのではないかという警戒感が、上値を重くしています。




2. 介入警戒感の「真実」: 片山財務相が放った不気味なメッセージ

日本政府の司令塔たちは、介入後も市場へのプレッシャーを緩めていません。


🎙️ 日本当局者の発言と市場の読み

  1. 片山さつき財務相(ウズベキスタンにて): 「投機的な動きは続いている。この時点では介入についてコメントしないが、ゴールデンウィークは続きますね。

    • 市場の解釈: 「連休中、みんなが油断している時にまたやるぞ」という強烈な牽制です。

  2. 三村淳財務官: 「大型連休はまだ序盤。さらなる対応に踏み切る用意がある。」

💡 市場参加者たちの見方

多くのプロは、今回の介入を「円安トレンドを終わらせるもの」ではなく、「急激すぎる動きを止めるための時間稼ぎ」と見ています。

シティグループなどの大手行は、「原油高という根本的な原因が解決しない限り、介入で円高にするのは限界がある」として、円高期待のポジションを早々に利益確定(解消)しています。



3. 【注目】今月の米雇用統計: 「経済の強さ」がドルを救う?

今週、介入の恐怖を打ち消す可能性がある最大のイベントが、5月8日発表の米雇用統計です。


📊 市場の予想: 「まだまだアメリカは強い」

  • 非農業部門雇用者数: 前月比 6万2000人増(底堅い伸び)

  • 失業率: 横ばい(安定)

  • 賃金上昇率: 加速する見込み。


🔍 なぜ雇用統計でドルが上がるのか?

雇用が強いということは、アメリカ人の財布が潤っている証拠です。

そうなると、FRB(米連邦準備制度)は「インフレを抑えるために、金利を高く維持し続けよう」と判断します。
「アメリカの高金利 = ドル買い」の構図が強化されるため、雇用統計の結果次第では、介入の効果を吹き飛ばして再び160円を目指すエネルギーになり得ます。



4. ホルムズ海峡の「窒息」: トランプ氏とベッセント財務長官の狙い

為替の運命を握るもう一つの主役、それは「石油」です。


🚨 イランを「経済封鎖」で追い込む米国

ベッセント米財務長官は、「米国はイランを『窒息』させている」と豪語しました。

  • 現状: 米軍による海上封鎖で、イランの石油貯蔵タンクは来週にも満杯になり、原油生産を止めざるを得ない限界点に近づいています。

  • トランプ氏の姿勢: イランが提示した「30日以内の戦争終結案」を「不十分だ。過去の代償を払っていない」と一蹴。妥協する気配はありません。


💡 市場の見方

イランの最高指導者モジタバ師も「核・ミサイル技術は放棄しない」と宣言しており、「出口の見えない膠着状態」が確定しています。

これが投資家には「不確実性(リスク)」として意識され、安全資産であるドルの下支えとなっています。



5. 原油価格の変調: 「世界最大の輸出国」アメリカの限界

原油市場では、これまでの常識を覆す歴史的な出来事が起きています。


⚓ 米国が「最後の砦」に

ホルムズ海峡が封鎖された結果、世界中の石油タンカーがアメリカに向かっています。

  • 衝撃の事実: 米国はこの9週間でサウジアラビアを抜き、世界最大の原油輸出国に返り咲きました。
    日本などのアジア諸国も、中東産から米国産原油への切り替えを急いでいます。

  • 価格の推移: WTI原油は1バレル=106ドル、ブレントは108ドル付近で高止まり。


⚠️ 市場参加者の警戒: 「トランプ疲れ」の兆候

トランプ氏が「一部の船を解放する」とSNSで発言しても、原油価格はあまり下がらなくなりました。
これをプロは「トランプ疲れ」と呼んでいます。

「言葉のパフォーマンスだけでは、物理的な供給不足は解消されない」という現実に市場が気づき始めており、これが
「悪い円安」を長期化させる最大の要因となっています。



💡トレード・サバイバル戦略: 「原因→結果→予測」

この極限状態を生き抜くための、初心者向けロードマップです。


🔍 現状(原因)

  • 日本の介入(5.4兆円)で一時的に円高になったが、エネルギー危機は解決していない。

  • 米国の経済指標(雇用統計)は強く、ドルの高金利は当分続く。

  • ホルムズ海峡の封鎖が長期化し、日本の貿易赤字が拡大し続けている。


⚡ 直近の動き(結果)

  • ドル円は156円〜157円台での「神経質な揉み合い」

  • 介入のショックで「円売り」をしていた個人投資家が一旦退き、市場の流動性が低下。


🚀 今後の予測(トレード指針)

  1. 「158.00円」が2回目介入の境界線か: 介入後の戻りが158円を超えて加速し始めると、当局は「せっかくの5兆円を無駄にしたくない」と考え、2発目の実弾を投下する可能性が極めて高いです。
    158円付近でのドル買いは、地雷原を歩くようなものです。

  2. 金曜夜の「雇用統計」で流れが変わる: 数字が強ければ「金利上昇 = ドル高」、弱ければ「景気懸念 = 円高」
    この結果が出るまで、大きなポジションを持つのは控えましょう。

  3. 原油価格「110ドル」突破に備えよ: もしホルムズ海峡で新たな武力衝突(タンカー攻撃など)が起きれば、原油は120ドルへ向かいます。
    その時、ドル円は介入を突き破って160円へ「V字回復」するリスクがあります。




💡 初心者へのアドバイス: 今、最も大切なこと

  • 「介入=円高トレンド」ではない: 過去の歴史が証明するように、介入は「ブレーキ」であって「Uターン」ではありません。
    安易に「これからは円高だ!」と思い込むのは危険です。

  • 情報の「鮮度」を疑う: トランプ氏のツイート一つで2ドル動く相場です。
    SNSのヘッドラインだけでなく、「実際にホルムズ海峡を何隻の船が通ったか」という事実データを確認する癖をつけましょう。



最後に

2026年5月。

私たちは今、国家の威信をかけた「円買い」と、地球規模の「エネルギー危機」の激突を目の当たりにしています。 


FX初心者の皆さんに伝えたいのは、「わからない時は、ノーポジション(現金)でいることが最大の利益である」ということです。

この嵐のような連休を生き残り、確実なトレンドが見えてから船を出しましょう。

資産を全力で守り抜いてください!







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略歴:管理人はファンダメンタルズ分析をメインとするトレーダー
ドル円をメインに分析解説を行っております。
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